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探検隊長が行く!

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まるで江戸時代や

2011.10.26

園部の展示場で、土留めを兼ねて、石積みをしています。全長200mくらいで、全部20年ほど前から、暇に任せて積んだものです。正確な重量は計ってませんが大きな石で7tの石もあり、1000t以上使ったと思います。石積みの原石は、その土地から出た石を利用したものと、もう一つは少しずつ解体の現場より出した石、溜めておいて、積みました。全部で何人で積んだのか、怖くて思い出したくもありませんが、解体の現場から出した石は大きく3種類分けています。まず景石に使える石、石積みに使える石、あと板石とか延べ石です。大きくは3種類ですが景石は産地によってわけて、石積み用の石は御影石と川石にわけてそれぞれ違う場所に積んで整理して、また板石の寸法と延べ石もサイズ別に積んであります。解体の石は、まだ整理してない石は1000t位積んだままで、仕事の暇な時にしようと思ってますが、現実は溜まる一方です。

この石積みは2年前の冬にちょうど、白川石の古材がたくさん溜まったので、全部で100㎡ほどを野面積みしました。白川石の他にも丹鞍や丹波石も混じっていてます、割り石も自然石も使ってます。雑石積かな

その一部分の拡大です。この疵 昔に電気もコンプレッサーも削岩機もない時代に石工さんが、石ノミでコツコツ穴を開けて、セリ矢という道具で大きな石を割った痕です。私は矢型って呼んでます。私もセリ矢使って石を時々割る事もありますが、今は振動ドリルで穴を開けセリ矢で割るんですが、穴の形が違うんです。この石ずいぶん前に割られた石で、大変貴重な古い石で、石積みする時、好んでこの矢型の残ってる石を使います。

100㎡の石積みの中で 矢形の残ってる10石くらいしかありませんが、必ず表に持ってきます。

今も解体で出た石に矢形の残ってるのが、少しずつ溜まってきたので、来年にでも石積みする予定です。

丹波の篠山でお城作るときに、近くの山から大きな原石を割って石垣をつくったんですが、その石垣用の石をお城まで運ぶときに、途中でどんな事情があったのかは、知lりませんが、その道中にたくさんの運び残しの石があり篠山から南に行った国道372号線沿いに、その運び残した石で、石積みがされています。矢形の痕も、残ってました

★★★最近思い込みがとっても激しくて、中島みゆきより中谷美紀が好きっ 

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