すぐ近くに、私の通ってた幼稚園があります。全国的に有名な松尾幼稚園です。お金持ちの子息ばっかりでした。ここの幼稚園の卒園生が今の日本を支えてると、言っても過言ではありません。

でも何故か私も通ってて、後から聞いたら、その年の園児の数が足りなくて入園出来たらしい、ちょっと悲しかったけど。やっばり他の園児と違い、いつも怪しい行動してました。幼稚園の入り口に大きなヤブ椿が生えてて、春になると花を取ってました。

松尾幼稚園の前に今でもある、古い椿です。

花の下に口つけて、吸うと甘い蜜が出てきます、その味は、甘くて禁断の味でした。ほかにも、その辺の山にある木の実を主食としてました。シバ栗の実も生で食べたり、秋になると椎（シイ）の実も、椋（ムク）の実も、味は干し葡萄の味でした。他にも赤松に寄生してる変なサボテンのような実もみんな生でいただいてました、松ヤニの匂いがして、まるで天然のチューインガムのような食感でした。でも野生の独活（ウド）をそのまま、かじった時は、エグくて吐き出しましたが、今は野生のウドが大好きで、アク抜きして吸い物に少し入れると、そのエグ味で季節感じてます。

この椋の木に、干し葡萄が、出来ます。誰にも秘密にしてますが。今も幼稚園の前で、元気にしてます。子供の頃　こんな物ばっかり、食べてたので、今では町内会で一番の美食家になりました。

★近くに弥生遺跡があり、やっばりここで育ったので、伝統と文化と食生活、現代社会でも一人で継承してます。

★★私は誰にあっても何処の保育園とか幼稚園に、通ってたか必ず聞いてます。最終学歴なんか何処でもええやん。