探検隊長が行く!
BLOG
京都OKAMA物語
2012.05.31
台杉の枝打ちに使う専用の鎌があります。京都ではダイスギと呼ばれてますが、地方では北山杉て呼ばれてるのかな。
枝打ちする枝の太さにより、鎌を使いわけています。産地により北山型、京北型少しずつ形が違います。台杉の手入れは剪定鋏を使わず鎌でするものです。でも京都でも鎌でされてる植木屋さん10人に1人くらいで、鎌さえ持ってられない方もおられようです。特殊な釜で刃が薄くて、慣れないと刃が欠けてしまいます。
全部手打ちで、高価な道具です。普通の金物屋さんでは取り扱いをしていなくて、山師の専門店か造園組合には売られています。
元々台杉は細い垂木を作るための杉で、古い歴史があり建築の材料でしたが、70年ほど前から庭園に使われるようになり、30年ほど前は山取の古い木は3000万もした木もありました。若木でも10万はしていました。日本中へ北山から出荷されてた時代もありました。
でも去年に植木市に出荷されてた仕立て物の大きな台杉、最初は15000円スタートでしたが。それでも買い手が付かず最終3000円で落札されました。。当時は30万もしていましたが、荷主の方運賃も掘り手間も出ませんでした。
★畑に100本ほど台杉植えてますが、手入れと植え替えはしています。時代で流れで庭の大きさが変わったので低い台杉が好まれるようで、低い台杉に仕立ててます。手入れ前の台杉ですが、背の高い幹、全部切って作り直しです。
★★専用の鎌に失礼なので【京都御釜物語】にしましたが、タイトルは【枝打ち鎌】に変更します。
★★★突然ですが祇園の【カルシウムハウス】に行きたい。梶子ママに逢いたい。慎重178センチの梶子ママに逢いたい。機会があれば【梶子ママ】シリーズに
★★★先日アクセス50000件突破しました。いろんなお問い合わせも、連日たくさんいただいており、ホームページを見られたお客様遠方から展示場まで来られてます。ありがとうございます。