探検隊長が行く!
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歴代1位の高額のラカン槙の移植
2011.11.19
この槙も南丹市の前田さんのお庭に移植しました。
樹高12m 葉張り5.5m 幹周2.1m 重量約7t 丸太町の庭に植えられてた槙で、移植の工事でした。その庭に植えられてから20年も経っていて、根は荒木状態でしたが、ユンボを使わず人力で堀り上げて、大量の荒縄と緑化テープ使って鉢巻きしました。枝を絞り込むのに真竹を使い、幹にスリングをかけるのに割り木使ったり、槙の自重で根鉢専用のスリングが根鉢が食い込んだ、記憶があります。20tトレーラーに積み込むまで、20人以上はかかりました。トレーラーの車幅が3mで、いくら枝を絞りこんでも、おおきくはみ出してしまい、先導車を先に走らせ常盤から南丹市まで、昼間に9号線を走りました。途中、阪急嵐山線の遮断機の高さや、罧原堤の桜の枝の高さ、計ったり、トレーラーのキャビンから4m以上出てましたので、運搬の前の日は寝られませんでした。ごめんなさい。違反でしたね。
積み込みは25tレッカー 荷卸しも25tレッカー この槙のためにレッカー2台のチャーターでした。高い場所に植えたので、支柱も電信柱のような支柱した記憶があります。今は完全の活着して支柱をとりましたが、毎年、やっぱり4tユニック車にゴンドラ付けて12mもブーム伸ばして、手入れしてます。
この槙、当時20000000円で買われたそうです。千葉の産地まで行かれて、買われたそうです。ちなみに前に置いてある、雪見灯籠の笠、5尺です。
こんな立派な木、さわらせていただき、ありがとうございました。