在庫している、椿の中で　毎年一番早く咲く　椿のご紹介です。【炉開き】という品種です。

花は極小輪で、一重咲きの淡い桃色です。大変珍しい椿です。

庭石の横とか　蹲いの回りに良く似合います。あまり大きくなら無い品種で　人気がありますが、手に入りません。近くの園芸店や植木屋さんでも、炉開きという、多分品種さえ知らないと思います。

人気のお茶花で、9月の下旬から３月頃まで、咲き続けるのと、派手さはありませんが、一重の極小輪の花と葉のバラランスがよいのも人気の秘密です。半日陰でも良く育ちます。椿と言えば【ワビスケ】が人気がありますが、茶人好みの逸品です。現在7０㎝くらいの株　２本あります。

ずいぶん前に炉開き探しに探検隊した事があります、愛知、鈴鹿、池田、宝塚　どこでも、見つける事できませんでした。京都植物園で開催される椿展に３０年は毎年通い続けてます。（3月の最終の土日くらい）　数年前に一度だけ、数本の炉開きの挿し木苗、宝塚の金岡さんが売店で売っておられるの、見た事がありますが、時期が３月なので、【ワビスケ】【八重咲き椿】【黒椿】【新品種の椿】とかが人気で早咲きの椿は売れ残ってた、記憶があります。この仕事ずっとしてて何百軒のお庭見せていただきましたが、　炉開き　庭に植えてあるの見た事がありません。それほど珍しい椿です。新潟県栃尾市でみっかった、偶然、雪椿と茶の自然交雑した品種とされています。

私の好きな椿の一つです。もうすぐ　初嵐（白玉椿）　西王母　が畑で開花します。