探検隊長が行く!
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先人の知恵
2012.01.20
白川石と北木のサビ石の寄せ燈籠ですが、何か 不思議に思われませんか、答えは 笠の形です。普通の織部の笠は正方形ですが、この笠は長方形です。京都しか、この形の燈籠はありません。路地庭の幅が狭くて、わずか2寸ほどですが、通路を少しでも、広く取ろうと、1辺の大きさを小さくしたんです。言われてみないと、わかりませんが、京都の家は鰻の寝床って言われてて、間口が狭かったので、露地庭に据えるときにも、配慮があったんですね。こんな話し昔に聞いた事がありました。石の節約にもなり 長方形でも、違和感のない、寸法 考えたのでしょう。
★凄い発想されたのですね。