探検隊長が行く!
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瀬田城跡より
2016.10.02
甲賀の伴氏の後裔 山岡資広が永享年間(1480年頃)築城して 天象10年(1582年)廃城となり それ以降 膳所藩の別邸となり 臨江庵と名づけられ
下の写真は その当時の瀬田城の全景です。
その後 この城跡に臨湖庵という料亭となり
歴史あるこの料亭も、2008年 この土塁のあった庭園も建物も壊されて、高層マンションが建てられました。
★縁あって この庭に据えられていた庭石や石造物 すべて去年に譲りうけました。鞍馬石や貴船石 白川石 銘石が200tほどと 灯籠が20本もありました。
黒鞍馬の抜き井筒も この庭から出しました。信長がこの井戸で水を汲んだといわれています。
機械のない時代に 石工がノミだけで まん丸に彫られています。
鞍馬の特大のクツヌギ石 約13尺 重さは5tほどあります。
何人かこの クツヌギ石を見に来られましたが、大き過ぎて 限られた場所にしか据えられません、
その他に 鞍馬だけで10t以上が入っていました。飛び石も巨大です。
いつの時代に入れられたのか定かではありません。庭石や灯籠 一部大阪に嫁入りしましたが まだまだ残っています。
他にも 巨大な棗 白川石の平石 6tほどの貴船石 庵治灯籠
★★つづく
★★★今日も 午後から新築の庭を作らせていただく お客さんが展示場に来られます。