探検隊長が行く!
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古典椿【百合椿】と【常照皇寺ヤブ椿】
2012.04.21
【百合椿】珍しい椿で、何本かあった百合椿は15年ほど前に【和知の山野草園】に植えました。
今はこの木だけになりました。
江戸時代からある、古典椿で椿の中では孔雀椿と百合椿が一番細長い葉です。江戸期の【草木錦葉集 (そうもくきんようしゅう)】に金王百合葉-葉細し 椿のうち最上のつやと記されてるほどの椿です。
枝が垂れるような樹形です。椿展では必ず紹介されてる品種ですが、庭に植えられているのは一度も見た事はありません。毎年花屋さんが、茶席の椿を見にこられますが、この椿の名前知ってる人も誰もいませんでした。
この椿はヤブ椿ですが、暗黒色の花で極小です。大好きな椿の一つです。
10年ほど前に京都植物園の椿展で買った苗木ですが、大きく育ちました。親木は京都の北部周山の常照皇寺の境内にあります。椿の愛好家では有名な椿です。
★昔からヤブ椿が好きで 姫路の書写山に生えてる極小輪の花を椿展で知り、1日かけて見に行った事もありました。
★★椿シリーズ つづく