探検隊長が行く!
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帰峰山 西光寺 涅槃さんの足の裏
2011.08.21
3年ほど前に 法然上人800年 遠忌法要の記念事業として菩提寺の西光寺のご住職(川本泰弘さん)から釈迦涅槃像を見守る羅漢さんのテーマで工事させていただきました。
磁石で方位を見ながら(北枕って事です) 大型クレーンで吊り上げ、涅槃さんを新築の山門を越して据え付け、羅漢さんに見立てた、六方石も、スマトラから待って帰った、自然石の水鉢も(涅槃さん喉が渇かれると思い)足元に据え付けて、苔、砂利で完成しました。
無事工事も終わり、ご住職にも檀家さんにも喜んでいただきました。そんなおり、いつもお世話になっています。たまたま他の用事で来られた、内藤さん(植恒 吉兆の出入りの庭師さん)に見せたくて、案内しました。良い庭出来ましたねって、言われ喜んでいましたが、、涅槃さんの、足の裏に【法輪】が欲しいですねって、言われたんです。法輪って言葉、聞くのも始めてでした。その言葉の意味を尋ねると、法輪はお釈迦さまの、教えや悟りをみなさんに、広めるって意味があるって、教えていただきました。でも既に、現場に据え付けていますので、現場で法輪を彫刻するのは、無理だと思ってましたが、内藤さんの知り合いの河波石商さんをご紹介いただいて、現場施工用のサンドブラストで、細かい線まで鮮明に彫っていただきました。
内藤さん河波さんありがとうございました。 いまではほんのり苔が乗ってきました。