【オカダマ】と読みます。今の時期　肉厚の白い花が咲きます。別名緑芯木（リョクシンボク）とも（バナナの木）とも呼ばれてます。常緑の高木でモクレン科　成長の早い木で、一般の家庭の庭にはあまり植えられませんが、お茶花として利用されます。

この花の香りバナナのような匂いでして、遠くからでもわかるくらいの芳香です。高木なので、花を見ることは難しいですね。

神社の境内によく見かけるのは、神事に榊とともにこの枝を使われるためです。

１０年ほど前に某豪邸の解体があり、その庭になんと【京都名木１００選に指定】された、オガタマの木がありその木を見に行きました。幹周が２ｍもある太い木で、毎年手入れされてるので、樹形も綺麗で、樹齢もおそらく３００年以上だったと思います。工事の関係で伐採される予定で、業者の方も、移植を希望されていました。

どうしてもその招霊木が欲しくて、現場から持ち出す方法を考えてましたが、ちょうどお盆で最悪の時期おまけに、工事の関係でその木の移植２日しかないという事で諦めまました。おそらく伐採されたと思いますが、今でも悔やんでいます。